
小学生が学習に使うタブレットをお探しですか?
学習用タブレットはiPadなどの市販品に親が学習アプリや教材を契約する方法と、スマイルゼミ
や【進研ゼミ小学講座】
のような専用のタブレットを使う教材を契約する方法の2種類があります。
小学生の学習用タブレット選択肢
- 専用タブレット
主な教材:スマイルゼミ・進研ゼミ小学講座 - 市販タブレット
→iPadやAndroidタブレット
主な教材:Z会タブレット小学生コース・すらら・デキタス・学習用アプリ(ダウンロード+課金)
本記事では、iPadなどの市販タブレットを使うのが良いか?教材とセットの専用タブレットが良いか?について解説したいと思います。
タブレット学習で、結局いくらかかるのか?
親からすると、どれくらい費用がかかるのか?が一番気になるポイントだと思います。
まず、最初はかかる費用について比較してみました。
かかる費用については・・

iPadを使った学習は高くつく可能性があります。
えっ!そうなの?

iPadだけでなく、Androidを含めたタブレットでは、学習用アプリを入れるか、自前のタブレットで学べる教材を契約しなければ学習を始められません。
アプリストアから使えそうなアプリを入れて勉強させたら、安上がりになるかと思ったんだけど・・

アプリストアからダウンロードできるアプリであれば確かに安く済ませることも可能です。
しかし、特定の苦手分野だけを学ばせるといった使い道なら良いのですが、日々の学習を5教科満遍なく学ばせたいならば、きちんとパッケージされた学習教材を使わないとダメです。
そのような市販のタブレットで使える教材は実は高額です(その分付加価値は高い)。
実際にどれくらいの料金がかかるか表にしてみました。
なお、初年度用にタブレット購入費用を含めて計算表とタブレット代金を含まない2つの表を作成しました。
専用タブレット教材 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
---|---|---|---|---|---|---|
進研ゼミ小学講座 | 38,160円 | 38,160円 | 44,880円 | 54,360円 | 65,040円 | 69,960円 |
スマイルゼミ | 50,314円 | 53,218円 | 61,138円 | 69,058円 | 79,618円 | 86,218円 |
市販タブレット教材 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
Z会小学生向け講座 | 71,854円 | 78586円 | 87,562円 | 113,362円 | 120,094円 | 118,230円 |
すらら | 138,536円 | 138,536円 | 138,536円 | 138,536円 | 138,536円 | 138,536円 |
デキタス | 79,400円 | 79,400円 | 79,400円 | 79,400円 | 79,400円 | 79,400円 |
●進研ゼミ小学講座→利用料金を12ヶ月分一括払い+タブレット代金0円(6ヶ月以上継続)。
●スマイルゼミ→利用料金を12ヶ月分一括払い+タブレット代金10,978円。
●Z会小学生向け講座→利用料金を12ヶ月分一括払い(6年生は11ヶ月)+iPad購入代金35,950円(Z会価格)。
●すらら→利用料金4ヶ月分一括払い4教科コース+入会金11,000円+iPad購入代金39,800円(Appleストア正価)。
●デキタス→毎月払い×12ヶ月+iPad購入代金39,800円(Appleストア正価)。

2年目以降はタブレット購入費は不要なので、もっと安くなります。
タブレット費用を抜いた価格表は下記です。
専用タブレット | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
---|---|---|---|---|---|---|
進研ゼミ小学講座 | - | 38,160円 | 44,880円 | 54,360円 | 65,040円 | 69,960円 |
スマイルゼミ | - | 42,240円 | 50,160円 | 58,080円 | 68,640円 | 75,240円 |
市販タブレット | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
Z会小学生向け講座 | - | 42,636円 | ¥51,612円 | 77,412円 | 84,144円 | 82,280円 |
すらら | - | 98,736円 | 98,736円 | 98,736円 | 98,736円 | 98,736円 |
デキタス | - | 39,600円 | 39,600円 | 39,600円 | 39,600円 | 39,600円 |
ポイント
基本的に専用タブレットの方が安く学べる!(デキタスを除く)

ここまでは、料金だけにスポットを当てて見てみましたが、専用タブレットと市販タブレットで何が違うか?を解説します。
専用タブレットと市販タブレットの違いは4つ


専用タブレットと市販タブレットの違いは、主に下記の3点が挙げられます。
専用・市販タブレットの違い
- 初期設定・メンテナンスの手間
- タブレットの頑丈さ
- 教材選びの自由度
- 手書き入力での学習
専用・市販タブレットの違い 1 初期設定・メンテナンスの手間


専用タブレットは届いてすぐ使えるのがメリットです。
市販のタブレットでは箱を開けてから使えるまで様々な設定があるため手間がかかります。
一方、専用タブレットはほぼ設定された状態で届くので、すぐに学習を始めることができます。
Wifi(インターネット接続)の設定など最低限の準備は必要ですが、この部分についてはマニュアルも完備されているうえ、サポートセンターもあるので安心です。
とくに、市販のタブレットではペアレンタルコントロールをかけておかないと、不適切なサイトや動画の閲覧ができてしまいます。
子供を不要な危険から守るためにも機能制限はかけておくべきですが、それなりに手間がかかるのも事実で、知識も必要です。
なお、設定は最初だけですが、定期的にメンテナンスが必要です(アプリやOSアップデートの承認など)。
私、機械に疎いからセットアップなんて気が重いわね・・


そのような方は、専用タブレットがオススメです。
トラブルも起こりにくいですよ!
専用・市販タブレットの違い 2 タブレットの頑丈さ

専用タブレットは頑丈にできています。
専用タブレットは、子供が使うことを前提としているため通常よりも頑丈な造りになっています。
もちろん、市販タブレットでも頑丈なものはありますが、種類は多くありません。
また、専用タブレットではオプション料金になりますが、タブレット破損時に低料金で修理交換ができるサービスもあります。
専用・市販タブレットの違い 3 教材選びの自由度

専用タブレットは教材が子供に合わないと無駄になります・・
専用タブレットの場合、文字通りその教材専用なので子供に合わない場合無駄になります。
専用タブレットの教材には最低契約期間が定められていることが普通なので、期限内に退会すると違約金やタブレット代金の支払い義務が発生します。
一方、市販のタブレットであれば学習用アプリへの課金が月単位や1回切りであるため、無駄は発生しません。
アプリ以外の学習教材でも1ヶ月単位での支払いができる教材であればお試し的にやってみることも可能です。


教材は良し悪しだけでなく、実は合う合わないがあるので慎重な選択が必要です。
タブレット端末選びと教材選びは同時にする必要があるのね


そのとおりです。
子供の個性も色々ですし、学力や学習習慣の定着具合で最適な教材は変わってきます。
専用・市販タブレットの違い 3 手書き入力での学習


上図はスマイルゼミ
から引用したものですが、画面に直接手書きで入力して学習できます。
これは、【進研ゼミ小学講座】
でも同じように手書き入力できます。
算数なんかだと筆算を画面に手書きして入力できます。
一方、市販タブレットで学習するための教材3社ではこのように手書き入力をしっかりとできるものはありません。
手書きで勉強させたいなら専用タブレットね!


はい。特にスマイルゼミの手書き機能は優れてますよ!
スマイルゼミ
のペン入力は筆圧も検知する優れものです。丁寧に書かないとタブレットに叱られます(笑)。


小学生の学習用にタブレットを考えているのであれば、専用タブレットを使うスマイルゼミ
と【進研ゼミ小学講座】
は検討するべきです。

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各社教材のザックリとした違いを解説
タブレット選びは教材選びなのは分かったけど、結局どの教材がいいのか選ぶの大変ね!


正直大変です。
なので、ザックリとした違いと特徴的な点をピックアップして紹介します。
まず、基本的に学習する基本的部分は優劣はなくほぼ一緒と考えてもらって良いと思います。
特に、2022年度からデキタスを除く4つの教材が無学年式に対応して横並びになったので、機能的な違いがわかりにくくなっています。
その中で、保護者に対するサービス、やる気を引き出す仕組みなんかでライバル他社に違いをつけているといった感じです。
以下に、各社の一番の特徴を一言二言で表したいと思います。
スマイルゼミ
- バランスの取れたオールインワンの教材。小学生に必要な学びの全てが詰まっている。
- 漢検ドリルやネトゲのように他の人と繋がって計算を競える「みんトレ」が特徴
- 書いて学ぶことにこだわり抜いた教材。
進研ゼミ小学講座
- バランスの取れたオールインワンの教材。小学生に必要な学びの全てが詰まっている。
- デジタルになっても赤ペン先生による添削がある。
- 授業のライブ配信をやるのはここだけ。
Z会小学生向け講座
- 中学受験に対応している
- より高度なレベルの学習も対応
すらら
- 学習の遅れや勉強嫌いを克服することに重点を置いている
- すららコーチが保護者にコーチングする(子供への向き合い方など)
デキタス
- 余計なものは無い。いたってシンプルな教材。ある意味無難?
- 料金は安い
市販タブレットを買うなら何がいい?
もし、市販のタブレットを子供の学習用に購入するのであれば、AppleのiPadが無難です。
iPadにも種類がいくつかありますが、ノーマルのiPadで一番スペックが低い(十分高性能です)もので良いかと思います。
なんでiPadなの?AndroidやWindowsタブレットは?


下表を見て貰えば分かるかと思いますが、各社の教材はiPadに対応してますが、Android、Windowsは対応状況がイマイチですね。
○→対応 △→要動作確認 ×→未対応
iPad | Android | Win/Mac | |
---|---|---|---|
Z会小学生向け講座 | ○ | × | × |
すらら | ○ | △ | ○ |
デキタス | ○ | △ | ○ |
なんかAndroid三角って微妙ね・・


Android搭載のタブレットは、機種によりバラツキがあって実際に試してみないと分からないみたいです。
各社とも下図のような注意書きをしています。

Amazonで1万円i以下の安いAndroidで済ませようと思ったのに・・残念。


安いAndroidは聞いたことないようなメーカーばっかりですよね?やめておいた方が・・
小学生の学習用タブレット まとめ
結局、学習用タブレット選びは教材選びと同意義であると言っても過言ではありません。
なので、教材各社の資料請求や無料体験を試してから決めた方が後悔がないはずです。
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