
記事の内容
幼児〜小学生の学習用タブレットを「iPadやAndroidタブレット」か「通信教育の専用タブレット」どれにしようか迷っている人へアドバイスです。
また、オススメの教材やタブレット機種についてもご紹介します。
ポイントは教材を選んでから機種を選択することです。
※なお、Windowsタブレットについては小さな子供の学習には向いてないと思われるので省略しています。
理由→多機能・複雑すぎるため。
※Amazonのfireタブレットもオススメできないので省略してます。
理由→対応教材が限定されるため。

1.専用タブレットを使う教材
1-1.専用タブレット教材のメリット・デメリット
専用タブレットを使う通信教育の有名どころは、幼児〜小学生向けとして「スマイルゼミ」です。
また、小学生向けは【進研ゼミ小学講座】
があります。
これらの通信教育では専用のタブレットを使うのですが、幼児や小学生のタブレット学習に都合の良い機能が初めから備わっているのがメリットです。
デメリットとしては、専用タブレットであるため、その他のことができない事が挙げられます。


1-2.届いてすぐに設定不要で使える
「スマイルゼミ」や「【進研ゼミ小学講座】
」の専用タブレットであれば、特別な設定なしに使い始めることができます(Wi-fi設定は必要)。
また、IT機器で起こりがちな、ソフトウェア・アップデート時のトラブルが起こりにくいことも魅力の一つです。
さらに、ペンやケースなどのアクセサリー類も同梱されてきますのでお手軽です。


1-3.小学3年生までは専用ダブレットが良い
小学校3年生までであれば、ネット検索を使った「調べ学習」はあまり無いので、タブレットにネット閲覧機能は無くても大丈夫です。
むしろ、有害コンテンツから子供を守るため、ネットができない方が望ましいかと思います。
不適切なネットコンテンツを閲覧できないように、「スマイルゼミ」の専用タブレットは制限がかかっています。
また、【進研ゼミ小学講座】
の専用タブレットはWeb閲覧自体ができないようになっています。

※全て別ウィンドウで開きます。
幼児用専用タブレットはコレだけ!
小学生までに必要なことを学習可能
英語・プログラミングもカバー!
個人に合わせた学習ができる。
2.小学4年生からは市販タブレットを視野に入れる
2-1.市販タブレットは設定に手間がかかるが、自由度が高い
iPad・Andoroidの市販タブレットでも学習に使うことができますが、子供用に保護者が1から設定をしたり、アプリを入れ、必要に応じては課金したりする必要があります。
また、子供が不適切なネットコンテンツに触れないように、ペアレンタルコントロール機能を使って管理する環境を構築しなければなりません。
さらに、一番メンドウだと思われるのが、教育用アプリやサービスを親が探して勉強する環境を作ってあげることです。
例えば、Google PlayStoreやApple AppStoreから、様々な学習用アプリをダウンロードでき、低価格で利用できるのが魅力です。
(幼児向けであれば、アプリで良いかもしれません。)
しかし、アプリに限って言えばピンポイントの学習内容に限られることが多いので、教科をまんべんなく計画的に学ばせるのは難しいかもしれません。
そうなると、教科をまんべんなく学べるオンライン学習サービスを利用することになると思います。


2-2.市販タブレットで学ぶための教材例
例えば、市販タブレットで学べる小学生向けのオンライン学習サービスは以下のものがあります。
残念ながら、幼児向けのもので良いものは見当たらないので、幼児向けタブレット通信教育「すまいるぜみ」の一択となります。
※教材が決まってない方は、機種を選ぶより先に教材を選んだ方が良いです。
機種を決める前に教材を選ぶべき理由
上記3つの教材については、対応するプラットフォーム(OS)に制限があります。
なので、選ぶ教材により、購入すべきタブレットの種類も変わります。
○:対応 △:要確認 ×:非対応
△の要確認は、無料体験で試して、表示崩れなどがなければOKという意味です。
プラットフォームの対応状況 | |
---|---|
デキタス | iPad:○ Android:△ Win/Mac:○ |
すらら | iPad:○ Android:△ Win/Mac:○ |
Z会 | iPad:○ Android:× Win/Mac:× |
※OSのバージョン等の詳細は各公式サイトでご確認ください。
デキタス、すらら、Z会それぞれの特徴(簡単な説明)
下記の全てについて無料体験できますので、実際に子供にやらせて合うものを見つけてください。
ネットのレビュー記事を見るよりも、子供の感想を聞いた方が間違いないです。
なお、無料体験はタブレットが無くてもパソコンでできます。
・デキタス
本格的な無料体験(5日間)ができるので、タブレット学習が初めての人はこれから試すと良いです。
この3つの中では一番料金が安く、5教科に対応してます。標準的な学力の子供に適していると思います。
・すらら
学習が遅れがちな子供に最適です。学年を無視して、分からないところまで大きく「さかのぼり学習」ができる無学年式を採用してます。
料金は高めですが、補習効果はバツグンです。
5教科に対応してますが、3教科(国数英)からの受講も可能です。
無料体験は少ししかできないのですが、資料請求すると、遅れがちな子がどのように学習すれば良いか分かる資料が届きます。
・Z会
5教科に加え、プログラミングの学習もできます。
担任の先生がつき、学習アドバイスをしてくれます。標準〜少し上位の学力レベルの子供に最適だと思います。
無料体験は公式サイト上で直ぐできますが(個人情報入力不要)、ブラウザ上での擬似体験なので雰囲気が分かる程度です。
Z会で学ぶならば、iPadを安く購入できます。詳しくは資料請求してください。

全て別ウィンドウで開きます。
2-3.小学校4年生以上であれば、自主的な「調べ学習」を重視しましょう。
小学4年生からはネット閲覧を制限しすぎると良くないことがあります。

ところで、「空はなぜ青いか?」をご存知ですか?その答えが気になりませんか?
気になった人の次の行動は「Googleさんに聞いてみる」という行動だと思います。小学生高学年にもなれば、子供でも同じ行動をすると思います。
なぜならば、直ぐに答えを知ることができるからですね。
実際、なぜ青いかと言うと、太陽光に含まれている青色の光が空中の粒子に当たりやすく、当たると青い光が強く散乱するためです(少し端折っています)。
ネットで調べると波長やスペクトルなんていう難しい用語が出てきます。当然子供は分からないでしょうから、次は「波長」を調べようということになるでしょう。
つまり、適切にネットを使わせることで「調べる力」や「疑問を解決するプロセス」を学べると言うメリットがあります。
なので、小学校4年生くらいになったら、制限は必須ですが、ある程度ネットを自由に使わせる必要があると思います。
また、学校の学習でも理科や社会でネットを使って調べる「調べ学習」があるかと思います。
そのため、前述した専用タブレットはあまり適していないと考えられます。
ただし、専用タブレットは学習システムとして優れているので、「勉強用に専用タブレット」、「ネット検索用に別途パソコン」を用意する方法もあります。
小学4年生にもなれば、ローマ字はマスターしているので、本格的にパソコンに触れさせても良い時期かと思います。
2-4.AndroidとiPadどちらが良いのか?
子供のタブレットは親と同じOS(プラットフォーム)が良い

OS(プラットフォーム)とは、タブレットを動かすための基本ソフトで、具体的にはAndroidやiPadOSのことを指します。
結論としては、主に子供のタブレット学習の監督をする親のプラットフォーム(OS)に合わせると便利だと思います。
なぜなら、各種設定方法や、タブレットの使い方の指導をするうえでも、自分がいつも使っている環境に近い方が、都合が良いためです。
なお、iPadOSという言葉は聴きなれないかと思いますが、iPhoneで使うiOSと見た目にはほぼ同じものです。
iPadOSはiOSをタブレット用に機能を拡張していると考えても差し支えありません。
Androidタブレットは使う教材によって注意が必要
iPadという商品はタブレット本体とOSはApple社でしか開発・製造していません。
一方Androidタブレットについては、Android OSはGoogle社が開発、タブレット本体は多くのメーカが製造しています。
なので、Androidタブレットにはバラツキがあります。
そのため、Androidタブレットの一部の機種では、表示の崩れや動作に不都合が出る教材もあります。
タブレット教材を提供する会社も、Androidタブレットについては非推奨であったり、動作を事前に確認するように促しています。
そのようなことから、教材の対応状況という点では、iPadの方が確実です。
Androidの場合、バージョン9以上が良い
Androidタブレットの場合、いまだに古いバージョンの端末が販売されている(安い)ので注意しましょう。
具体的には、Android9以上のタブレットが良いかと思います。
なお、2020年12月現在、AndroidOSの最新バージョンはAndroid11ですが、一般的に出回っているタブレットではAndroid9が主流です。
3.子供のタブレット学習にオススメの市販タブレットは?
子供のタブレット学習に最適な機種の考え方として、まず画面サイズが考えられます。
基本的に10インチクラスの画面サイズが妥当だと考えられます。
また、ペン入力を考えている方はiPad一択になると思います。
残念ながら、現在Androidタブレットで使えるペンで、優れたものは見当たりません。
その点、Apple pencilはプロのイラストレーターが使うレベルの製品なので性能は間違いありません。
また、Apple pencil互換のサードパーティ製品も優秀です。
3-1.子供にオススメのiPad
iPadシーリーズには処理速度や画面サイズで様々な機種が用意されており、Pro用のものもラインナップされています。
その中で、子供の学習用に適しているのはノーマルのiPadで、保存容量は最低限である32GBのWifiモデルで十分です。
最新iPad2020モデル(第8世代)
Apple pencilについて
Apple pencilは第1世代と第2世代があり、上記で紹介したモデルは第1世代のものしか使えませんのでご注意ください。
純正Apple pencilは上記のように、実はバカみたいに高いので、サードパーティ製品をオススメします。
精巧なイラストを書くのであれば純正品が良いのですが、子供の学習用であれば純正品の必要がありません。
下記にサードパーティ製品の例を挙げます。レビュー評価は星4.5個です。
小さな子供向けのペンであれば、下記が良いです。断面が円では無いので、転がりにくいです。
iPad用保護カバー、液晶フィルムについて
iPadを子供用に使用するのであれば、保護カバーは必須アイテムとなります。
本体保護が一番の目的ですが、下記のようにスタンドとして使えるものが良いです。
子供用に一番のオススメは、下記のような衝撃を吸収するプロテクタータイプのものです。
下記商品はカラーバリエーションも多いので、女の子にも対応可能です。
液晶フィルムを使うかは好みだと思いますが、ペンを使うのであれば「ペーパーライクフィルム」と呼ばれるフィルムが良いです。
iPadの液晶表面はガラス製なので、ペン先が滑って書きにくいと感じます。
ペーパーライクフィルムは、ある程度抵抗を感じるようにできており、紙に鉛筆で描く感覚でペンを使えるようになります。
3-2.子供にオススメのAndroidタブレット
NEC LAVIE Tab E TE710/KAW本体
NEC LAVIE Tab E TE710/KAW | ||
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スペック概要 |
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オススメ理由 |
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ショッピングサイトと価格確認 | ||
実売価格帯 | 2万円台〜確認日:2020年12月17日 | |
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NEC LAVIE Tab E TE710/KAWアクセサリーの例
ケースカバーはこの機種専用のものが使いやすいです。10.1インチタブレット用の汎用品もありますが、カメラやボタン、端子を塞ぐ可能性がありますのでオススメできません。
また、残念ながら選択肢は少なめです。
カバーケースの例 |
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カラーバリエーションは豊富です。 |
windykids NEC LAVIE Tab E TE710/KAW ケース 保護フィルム 2枚 タッチペン付き |
