大学・専門学校進学のために一人暮らしを始める人は、生活家電を買い揃えるよりもレンタルやサブスク(サブスクリプション)を使った方がお手軽です。
なぜかといえば、レンタルやサブスクでは卒業時に『家電を引っ越す手間』や『処分の手間』が減るためです。
ただし、普通の『レンタル』と最近流行りの『サブスク』、どっちが良いのか?
その2つの違いは解りにくい面が多いので、『学生の一人暮らし準備』という視点で簡潔に解説します。
3〜4月は保護者も忙しい時期。手間が大幅に減ることはかなりのメリットではないでしょうか?
サブスクとレンタルの違いを知って、キャンパスライフに最適な方を選びましょう。
家電製品のレンタルとサブスクの違い
まずは家電における、『普通のレンタル』と『サブスク制のレンタル』では何が違うのか?
一人暮らし家電を取り扱っている、下記の大手2社の実例を挙げて解説したいと思います。
上記2つのサイトは実績も豊富なのでオススメです。
結局、この2つに絞られるかと思います。
それでは、家電レンタルとサブスクの違いについて簡潔に解説します。
家電レンタルとサブスクの違い① 貸し出し期間のルールが違う
サブスクもレンタルの一種ですが、貸し出しのルールが一般的なレンタルとは異なります(下表)。
レンタル | 借りる前に貸し出し期間を決めて契約する。 |
---|---|
サブスク | 貸し出し期間を決めず、1ヶ月ごとの更新。 |
在学中に引っ越す予定があればサブスクが便利です。
大型家電は返却して、新居で新たに借りればすべて業者任せが可能なので、引っ越しの手間はありません。
逆に、レンタルだと全て自分で運び、設置までしなければなりません。
※レンタルは短い契約期間だと割高になります。
学年ごとにキャンパスの移動がある場合、サブスクが便利です。
家電レンタルとサブスクの違い② 料金はどちらが安いか?
レンタルは借りる期間が長ければ、料金は割安になります。
逆に、レンタルの短期契約は割高になる傾向にあり、その場合サブスクの方がお得なケースがあります。
サブスクは毎月定額で月毎支払う方式で、期間が長くなると総額は高くなります。
なお、CLAS(クラス)の場合は長期レンタルしても料金は一定ですが、会員サービスが充実していきます。
大学4年間で借りるとすれば、サブスクよりレンタルの方が安くなります。
※学年ごとにキャンパスの移動がある大学の場合、サブスクとレンタルを併用する方法もありです。
レンタルならここ
サブスクならここ
家電のレンタルとサブスクのメリット・デメリット
家電のレンタルとサブスクについて、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
まずは下表で概要を示します。その後ポイントになる部分について詳しく解説していきます。
※かして!どっとこむ VS. CLASの場合
比較ポイント | レンタル | サブスク |
---|---|---|
往復送料 | 無料 | 条件付無料 |
組み立て・設置 | 無料 | 別途料金 |
返却時の撤去費用 | 無料 | 無料 |
多機能・オシャレな家電 | 少ない | 豊富 |
製品の初期状態 | 新品とリユースを選べる | 基本的にリユース品 |
違う製品への途中交換 | 不可能 | 可能 |
事前に商品の詳細が分かる | 分からないことが多い | 分かる |
消耗品の提供 | あり | なし |
レンタル終了後の買取 | 可能 | 不可能 |
ポイント! 組立設置、撤去回収は業者任せ可能
レンタル・サブスクともに、商品の組立・設置は業者にやってもらえますが、レンタルでは無料、サブスクはオプション料金となります。
また、返却時の撤去・搬出はレンタルは無料ですが、サブスクでは一定期間以上借りないと無料になりません。
冷蔵庫・洗濯機など大型家電は設置・撤去に手間がかかるだけでなく、男性複数人いないと大変ですから助かるはずです。
また、洗濯機は水道・アースの接続もあり、業者に任せれば安心できます。
ポイント! 商品の状態・ラインナップが違う
レンタルでは新品・リユース品を選んで借りることができます。
料金については次のセクションで詳しく解説しますが、リユース品4年契約だと購入した場合とほぼ同じくらいになります。
サブスクの場合、商品をシェアするという考え方なので、基本的にリユース品の貸し出しになります。
なお、レンタル・サブスクのリユース品は業者が丁寧に清掃・整備して貸し出すので、清潔・安心です。
もし、貸し出し開始時に不都合があれば、交換してもらえます。
ポイント! 商品の詳細解説の有無
レンタルで一番不安になる部分はここだと思います。
サブスクの場合、貸し出す商品について詳細が分かった状態になっています。
一方、かして!どっとこむのレンタル品は商品の大まかな性能が示されているだけで、それと同等品がレンタルされる形となっています。
例えば、冷蔵庫の場合を下図に挙げてみます。
商品の大きさ、霜取り機能の有無くらいしか記載はありません。
『108〜118Lクラスでのお届けとなります』との記載を見れば分かるとおり、この商品にはいくつかの型式があり、その中からどれかが送られてくる仕組みです。
冷蔵庫にそれほど『こだわり』が無い人であればこれで十分ではないでしょうか?
一方、CLAS(クラス)の冷蔵庫サブスクでは、下図のように詳細な情報の記載があり、掲載品と同じものが送られてきます。
サブスクの場合、細かい仕様まで分かるようになってるので、こだわりがある人にはちょうど良いのかもしれません。
サブスクの方が商品カラーや機種の選択肢が多いのも特徴です。
一人暮らし用家電セットをレンタルとサブスクで料金比較
まず最初に、結論から。
このセットでレンタルすれば、コスパ最高で一人暮らしに必要な家電が揃うというセット品をご紹介します。
学割価格で コスパ最高の家電レンタルセット
上記写真はかして!どっとこむの学割セットです。
学割はこの8点セットのみとなります。
4年間で約10万円で、しかも、配送設置・撤去返却も無料です。
商品はリユース品ですが、きれいに清掃されて出荷されますし、途中で故障したら無料交換できます。
詳しい価格は下表です。
※価格が変更になっている可能性もあるので公式サイトの該当ページをご確認ください。
契約期間 | 料金(込) |
---|---|
1年間 | 84,040円 |
3年間 | 95,260円 |
4年間 | 101,420円 |
【学割】家電・家具8点セットのデメリットをあえていうとすれば、大学生の一人暮らしに『必要最低限』であるということです。
オシャレさや高機能は期待しない方が良いでしょう。
また、学割の申し込みは大学・短大・専門学校名を申し込み時に入力する必要があります。
これ借りると、引っ越しは宅急便で荷物を送るくらいで済んでしまうのではないでしょうか?
家電3点セットをレンタルとサブスクで比較
家電をセットで借りる場合で一番多いケースが、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点セットです。
かして!どっとこむの家電3点セットをレンタルした場合と、CLAS(クラス)でサブスクした場合での料金を比較します。
両社とも3点セットでの貸出がありますが、CLASは在庫が底をついていることが多いようです。
レンタルの例
サブスクの例
セット構成内容 | |
---|---|
かして!どっとこむ | ・冷蔵庫140L ・洗濯機4.2Kg ・電子レンジ(単機能) |
CLAS | ・冷蔵庫138L ・洗濯機5.0Kg ・電子レンジ(単機能) |
なお、CLASではセット品に関して個別の変更はできませんが、かして!どっとこむでは一部商品を個別に仕様変更可能です。
2年間(税込) | 4年間(税込) | ||
---|---|---|---|
かして!どっとこむ | 新品 | 89,210円 | 99,770円 |
リユース | 64,020円 | なし | |
CLAS | リユース | 79,200円 | 158,400円 |
かして!どっとこむの「家電3点セット」のリユース品レンタルは4年間契約の設定がないので、4年借りるなら新品になります。
ただし、先程挙げた「【学割】家電8点セット」はリユース品で4年間借りられます。
4年間で【学割】家電8点セットが101,420円ですから、3点セットと比較すればかなりの学割が効いていることが分かります。
レンタル・サブスクともに1点から借りられるほか、家電以外に家具も借りられます。
詳しくは下のボタンから公式サイトをご覧ください。