この記事では、特殊な機能を持つ画期的なイス「アーユル・チェアー」の機能や評判について書きたいと思います。
アーユルチェアのメリット
- 集中力の向上が認められ、学習効果が期待できる
- 姿勢が良くなる
- 腰への負担を軽減し、腰痛対策
このイスは学校や学習塾、企業のオフィスなど数多くの導入実績があり、評判は全般的に良いようです。
受験勉強をしている皆さんで、イスに長く座ると集中力が切れる。腰に問題を抱えているが、勉強のため長時間座る必要がある人、椅子に座る姿勢が悪い人は、試す価値があるかもしれません。
なお、特殊で高価なイスなため、事前に試せる無料モニターも実施しています。
集中力が向上するという実証データ
メガネショップの『J!NS』は店舗が多いので、メガネをかけない人も見たことはあると思います。
そのJ!INSが開発した「J!NS MEME」というコンピュータ内臓のいわゆる「ウェラブルデバイス」を使用することにより、集中力を数値化できます。
簡単に言えば、集中している人はじっとして動かないので、メガネに内臓されている加速度センサーで動きをモニターすれば集中度を把握できるということです。
他に、集中するとまばたきの回数も減るので、メガネでまばたきの数を測定すれば集中力を判定できます。
アーユル・チェアーを使った集中力についての実験
アーユル・チェアーを使用すると、理想的な姿勢で座り続けることができるので、集中力が維持しやすいというメリットがあります。
実際に第三者機関が先ほどのメガネ型ウェラブルデバイスで集中力を測定したそうです。
実験は、オフィスワーカー10人を対象として2週間実施されました。
その結果、集中できる時間が35%増加したという結果となりました。
具体的には、普通のオフィスチェアを使用した場合、就業時間8時間のうち2時間集中できているのに対し、アーユル・チェアーを使用した場合、2時間40分に集中できる時間が増加したそうです。
この実験について気になる人はスペシャルコンテンツ「集中力が向上する椅子」
をご覧ください。別ウィンドウで開きます。
アーユル・チェアーとはどんなイスなのか?
図1 アーユル・チェアーの座骨座り
アーユル・チェアーの特徴は「座骨で座り、骨盤を立てる」という座り方で、姿勢が良くなり、それに伴い集中力も向上します(図1)。
普通の椅子に座っていると、下図(図2)のような座り方になっていることはありませんか?
図2 椅子に座る時のダメな姿勢例
私の場合は図2の「お尻の前すべり」になりがちで、時間が経つと背中や腰に疲労感を感じ、集中力が途切れることが多い気がします。
しかし、アーユル・チェアーの場合、座面が通常のイスよりも3分の1ほどしかなく、ゆったりと座る感じではないので「お尻の前すべり」をすること自体不可能です。
アーユル・チェアーの評判まとめ
アーユル・チェアーの公式サイトでは「10日間の無料モニター
」として貸し出しを行なっています。
無料モニター利用者アンケートの回答が掲載されていますが、いくつか文を抜粋すると‥
アーユル・チェアーがダメだという評判に関しても、メーカーから何らかの改善方法についてのコメントがついています。
メーカーとしては「この椅子は使い方がありますよ!正しく使わないと効果は出ないですよ。」ということのようです。
次にモニター後購入した人のアンケートについて見てみましょう。
集中力が向上したという評判の他に、腰痛に関する評判の良さが目立つようです。
また、ネット上におけるアーユル・チェアーのレビューや口コミで目立つものをまとめると以下のような意見が目立ちます。
全体的にネガティブな評判で目立つのは「お尻が痛くなる」ということのようです。
商品のコンセプトは「座骨座り」なので、座面に接する面積が少なく、体圧が座骨付近に集中しやすい性質があるようです。
しかし、大抵のレビューでは最初の1週間を乗り切ると慣れてきて、お尻の痛みは落ち着くようです。
公式サイトの見解では「なるべく30分~1時間に1回は立ちあがったり、アーユル・チェアー専用の体圧分散マット(図3)を併用してください」とのことです。
図3 アーユル・チェアー専用 体圧分散マット
勉強での集中力に関する記事「勉強にスタンディングデスクの効果はアリ、その科学的根拠とは」でも書きましたが、どんなイスでもずっと座りっぱなしは悪いです。
ですので、立つと座るをインターバルしたり、こまめに休憩を入れるのが望ましいでしょう。
これは、どんなイスでも同じことです。
また、痺れなどの体の違和感を感じる例では、座面高さや机の高さが適切でない場合や座り方自体に問題があるケースが多いようです。
アーユル・チェアーでは確実に正しい座り方(図4)をしないと効果が出ないようです。
図4 アーユル・チェアーの正しい座り方
アーユル・チェアーの導入実績がすごい
集中力向上の実証データがあるためか、学習塾や学校での導入実績が豊富です。その一部を挙げると‥
アーユル・チェアーを導入した教育機関での評判はおおむね良好のようです。
もっと詳しい導入実績について知りたい人は下記のリンクから公式サイトをご覧ください。
学習イスとして最適なアーユル・チェアのモデルは?
アーユル・チェアはいくつかのモデルがありますが、スツールタイプ
は座面の高さ調節ができないので学習椅子としては不向きです。
イスに座った時に足が床につかないと、むくみや疲労の原因になります(下図は毛布で高さ調整した様子)。
調整機能が付いていて学習イスとして最適なのは、「オクトパス
」「プレミアムモデル01
」「ルナ
」の3モデルになります。
ただし、各モデルとも最適な身長があるので購入時には注意が必要です。
中学生・高校生にオススメなのはオクトパスとプレミアム01モデル
アーユル・チェアー
「オクトパス」
※最低身長150cm以上
アーユル・チェアー
「プレミアムモデル01」
※最低身長160cm以上、背の高い人向け
プレミアムモデル01は背の高い人向けのモデルになります。色の選択肢は黒一色になります。
オクトパスはアーユル・チェア製品の中で標準的なモデルに位置付けられ、黒・白・赤の3色から選ぶことができます。
どちらのモデルも、小学生や背が低い人には適合しないモデルとなりますので注意してください。
小学生・背の低い人にオススメなのは「ルナ」
アーユル・チェア「ルナ」
※身長140〜170cm
ルナ+足置きリングセット
※身長100〜170cm
「ルナ」は座面の回転をロックできるという特徴があります。
小学生のうちは落ち着きがないため、椅子の座面を左右に良く動かしますが、ロック機構を使えば回転できないようになり、勉強に集中できるようになると思います。
また、足置きリングセットモデルであれば背が低い子供に対応できます。なお、子供が大きくなって不要になれば、足置きリングは取り外すことも出来ます。
アーユル・チェアー無料モニターの注意点
アーユル・チェアーの公式サイト
では、無料モニターとして10日間アーユル・チェアーを借りることができます。
比較的高価な買い物で、自分に合う商品か不安な人にとっては嬉しいサービスですがいくつか注意点があります。
購入を前提としたものではないので、10日間試したらアンケートを記入し、返却しなければなりません。
気に入ったからといって、モニター用の商品をそのまま買い取ることができません。必ず返却が必要です。
また、モニター商品の往復の送料は自己負担になります。大きめな商品なので4・5千円かかることもあります。
それを考えるとモニター品の送料がもったいない気がします。
なお、モニターできる商品は下記の3タイプとなります。
また、無料モニターを申し込むと、下記のようなセットで送られてきます。
送料で体圧分散マットが買えてしまいますからね・・
アーユル・チェアーの賢い購入方法
アーユル・チェアーはAmazon、楽天でも一応取り扱いはありますが、価格は同じです。
公式サイトでの購入はポイント還元率が常時高いのが特徴です。なお、ヤフーショッピングでは取り扱い終了のようです。
一番売れ筋であろう「アーユル・チェアー オクトパス
」で価格を比較すると、ポイントを含め明らかに公式サイトがお得です(表1)。
表内のリンクは各サイトの商品ページにリンクしています
価格(込) | ポイント | |
---|---|---|
公式サイト | ¥52,800 | 2,640pt |
Amazon | ¥51,840 | 0pt |
楽天 | ¥52,800 | 528pt*1 |
ショッピングサイトのうち楽天が公式サイトよりお得になる可能性がありますが、ポイント倍率が6倍以上にならないとお得になりません。
公式サイトで発生するポイントをオプション品の「体圧分散マット
」の購入(4,180円)の足しにするのはいかがでしょうか。
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