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建築士資格取得を目指せる通信制大学

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通信制大学で社会人が建築士をとる
通信制大学で建築士

現在の日本社会では、未だに学歴偏重の傾向があります。「大卒」である事は高卒や専門卒よりも、より高い給料をもらえるということです。
  また、建築士の試験を受けるためには、「7年以上の実務経験」か「指定された学歴」が必要となります。
  そして、建築士の試験合格率は二級建築士で20%程度、一級建築士はなんと10%程度の難関試験です。建築士の資格があれば、建設会社への就職のみでなく、建築事務所を起業することもできるので一生ものの資格です。

建築士になるためには、建築系の大学、専門学校をきちんと勉強して卒業しなければなりません。
大学・専門学校に詳しい先生が解説
先生


通信制大学で建築士を目指すメリット・デメリット

社会人でも、下記の3パーターンで働きながら建築の専門教育を受けられます。

  1. 通信制大学(4年)
  2. 通信制専門学校(2年)
  3. 夜間の専門学校(2年)

通信制大学は、卒業まで4年間かかるという時間的なデメリットがあります。しかし、学士という大学卒業の学位を得ることができます。

困惑するけんた
けんた
通信制の大学でも意味あるのかな~?
学士は学士です。とても意味があります!
大学・専門学校に詳しい先生がドヤ顔
先生

履歴書で、通信制の大学名や学部を記載してしまうと、履歴書を見た人が「通信か・・」と思うことがあるかもしれません。
  実際、残念なことに通信制大学への偏見があるのも事実です。
  しかし、一番重要なのは「学歴フィルター」に引っかからないことではないかと思います。
就職や転職の時に「大卒以上」という条件であれば、応募すらできないのです。

建築士として起業する場合は別ですが、大卒の方が会社という組織に入りやすいだけでなく、専門卒に比べて給料が高いというメリットが考えられます。
 

大卒と専門学校卒では、生涯賃金にして4千万円以上の差があるというデータもあります。
大学・専門学校に詳しい先生が解説
先生

4年間も働きながら勉強するのは大変といえるかもしれません。しかし、専門学校はどうでしょうか?
  専門学校は通常2年間で学ばなければならないので、大変です。(3〜4年の専門学校もありますが同じ年数通うなら大学がいいのではないでしょうか。)
  ましてや夜間の専門学校では、仕事が終わってから通わなければならないのでとてもハードです。また、夜間の専門学校に通える条件(職場や自宅の場所)が合わなければ不可能です。
  4年間学ぶ通信制大学のカリキュラムを見ると、建築に関わる授業も網羅されていますが、社会人にとって必要とされる教養も身につきそうです。
  また、建築分野の学習内容も通信制大学で4年間で学ぶ方が幅広く学べそうです。この辺は各通信制大学のシラバス(授業内容を記載したもの)を見ればわかります。

通信制大学と専門学校の学費比較

建築士の受験資格を得られる通信制大学の学費(4年間)は、約60~180万円です。通学制の4年制大学の1/4~1/3位と考えられます。
  一方、通信制専門学校の学費(2年間)は80万円程度となっているようです。通信制専門学校のほうがリーズナブルです。
  しかし、通信制専門学校に行くよりは、学士が取得でき、4年間に見合った知識を得られるので、人生を長い目で見れば通信制大学が良いのではないかと思います。

OKするけんた
けんた
生涯賃金で4千万以上の差が付くなら大学がいいね!

建築系通信制大学を続けられるのか?

通学する大学と異なり、通信制大学では自学自習の習慣化が必須となります。具体的には計画性、継続性、学習能力が求められます。
  正直、卒業するだけであれば、通学制の大学の方が簡単かもしれません。通信制大学の場合、4年間で卒業できる人は大学によっても数値は違いますが50〜60%、多いところで80%程度※1だと言われています。
※1卒業率を公表している大学が少ないので、完全にはわからない。
  「卒業して建築士試験に合格する」という強い意志が無ければ続きません。
  建築の勉強は、理数的な構造計算から建築基準法にいたる文系要素まで広範囲かつ、ディープな勉強が必要です。そして、建築の世界ではセンスが問われます。
  通信制大学では、大学教授に卒業制作を通して指導してもらえ、センスを磨ける可能性が広がるというメリットがあります。

建築士を目指せる通信制大学の選び方

どのようにして建築士を目指せる通信制大学を選べばよいのでしょうか解説します。

通信制でも立地が重要

通信制大学の授業は自宅にいながら学べるのがほとんどですが、どの大学も「スクーリング」で所定の単位数を取得する必要があります。
  スクーリングとは大学に登校し、対面講義や実習を受けることです。ですので、自宅から遠い大学では時間や交通費・宿泊費がかかります。
  大学によっては、大学の所在地以外で行う「地方スクーリング」や「学外スクーリング」があり、受講者の負担が軽減される可能性があります。
  なので、スクーリングの種類や開催場所、回数が大学を選ぶ際のポイントになるでしょう。
  また、単位を取得するためにはレポートの提出であったり、試験を受けなければなりません。特に試験については試験実施回数と実施場所についても大学を選ぶポイントとなるでしょう。

スクーリングは教授に直接指導を受けたり、質問をできる場なので重要です。
大学・専門学校に詳しい先生が解説
先生
大学受験するけんたが万歳
けんた
同級生にも会える機会でもあるね!

教育システム

講義動画配信によるe-ラーニングシステムや、メール等を使ったサポート体制についてチェックしましょう。
  それと、実は4年で卒業できる人ばかりとは限りません(通信制大学に限らずですが・・)。
  その場合、「1年間の在学延長料」はどうなっているのか?を念のために知っておきましょう。
※大学によっては年間10万円程度で延長できるみたいです。
  その他、休学した場合の取り扱いについても調べておくとよいと思います。(休学期間に払うべき学費は?休学できる期間は?)

こまるけんた
けんた
通信制大学、あまくないですね~。
そうです!覚悟を決めて勉強に励んでください!
大学・専門学校に詳しい先生が怒る
先生

建築士を目指せる通信制大学4校の比較

実は日本国内で建築士を目指せる通信制大学は少ないので、比較は簡単かと思います。

全ての建築系通信制大学の資料請求して検討しましょう。
大学・専門学校に詳しい先生が解説
先生

資料請求で送られてくるものは、パンフレット、募集要項、出願の書類、スクーリングについての資料等です。

オススメの比較方法

直接各大学のサイトを見る前に、「スタディサプリ社会人大学・大学院」というサイトを使うと便利です。
  複数の大学の資料を一括で請求できるほか、その費用は無料です。

建築系通信制大学4校

建築系通信制大学4校を簡単にリストアップします。リンクがついている大学は「スタディサプリ社会人大学・大学院」の該当ページが別ウインドウで開きます。

日本女子大学 通信教育課程

所在地:東京都 文京区
卒業までの授業料の目安:約60万円
※おおよそのスクーリング料も加算しています。テキスト代は見込んでいません。
目指せる建築士:二級建築士・木造建築士
スクーリング:東京のみ
特徴:女子大なので女子しか入学できません(正科生)。単位修得試験は年5回、全国44箇所で受験できます。建築のみでなく家政学や被服学も学べます。
日本女子大学 通信教育課程

愛知産業大学 通信教育部

所在地:愛知県 岡崎市
卒業までの授業料の目安:約120万円
※スクーリング料含む。テキスト代は見込んでいません。
目指せる建築士資格:一級建築士・二級建築士・木造建築士
スクーリング:東京・名古屋(一部講義は大阪・福岡でも開催)
特徴:単位修得試験は年6回、東京・愛知・埼玉で受験できます。
愛知産業大学 通信教育部

京都造形大学芸術学部 通信教育部デザイン科

所在地:京都府京都市・東京都港区
卒業までの授業料の目安:約180万円
※スクーリング料含む。一部のテキスト代、単位修得試験料は見込んでいません。
目指せる建築士資格:二級建築士・木造建築士
スクーリング:京都・東京・Web(一部)
特徴:単位修得試験はWebで受けられます。会場試験も別途料金で可能。
京都造形大学芸術学部 通信教育部デザイン科

大阪芸術大学 通信教育部

所在地:大阪府
卒業までの授業料の目安:約130万円
※おおよそのスクーリング料、教科書代を含みます。
目指せる建築士資格:一級建築士・二級建築士・木造建築士
スクーリング:大阪、一部は東京・名古屋・福岡でも可
特徴:単位修得試験は年10回。大阪・東京・名古屋・福岡で受けられます。
大阪芸術大学 通信教育部
※大阪芸術大学についてはスタディサプリに掲載されていないので、公式サイトにリンクしています。

まずは無料の資料請求から

大学・専門学校に詳しい先生がグッド
先生
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通信制大学は春※と秋の2回入学のチャンスがあります。
※4月中旬くらいまで願書受付しているところがあります。
入試も書類選考のみなので、ほとんどの場合、誰でも入学できます。
ただし、誰でも入学できるからといって、誰でも卒業出来るとは限りません。
計画的に勉強して大卒と建築士合格を目指しましょう!

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